第一回目の動画で霊夢が日米野球を「カロリーメイトみたいなものか」と言っていましたよね。
これについてちょっと動画では説明していなかったのでここで説明したいと思います。
かつて日本テレビの「深イイ話」でカロリーメイトについて紹介したことがありました。
カロリーメイトがロングセールスを記録するの理由にはある驚きの工夫が隠されていた。
時代に合わせ、ターゲットを変えている。
80年代は…バブル期で忙しいサラリーマンがターゲット。
「手軽な朝食」をキャッチコピーにした。
90年代は…ダイエットブームの女性をターゲットにして、
「バランスダイエット」というキャッチコピー。
さらに2000年は部活や勉強で忙しい学生をターゲット。
「頑張れワカゾー」というキャッチコピーで売り出した!
まあカロリーメイトというのは現代でもアスリートにとっての栄養補給、減量食として重宝されていますね。
また保存がきいて携帯に便利なので非常食、携帯食としてもすぐれています。
物は同じでもあらゆる場面で重宝されて時代とともに存在意義が変化するカロリーメイト。
日米野球もそれと同じですね。
プレーする人間にとっても、観る人間にとっても 、主催する人間にとっても、目的は違うし存在意義も違います。
プレーする人間は、日本人ならメジャー相手の自分の腕試しになるし、本場の野球を吸収する貴重な機会になるわけです。
メジャーリーガーなら世界に自分をアピールする絶好の機会なわけです。
観る人も日本のオールスターを見たい人もいればメジャーオールスターを見たい人もいるわけです。また、野球が観れないオフシーズンの楽しみの一つでもありますよね。在日アメリカ人ならメジャーリーガーを日本で観れる稀少な機会ですよね。
日米野球はペナントレースとは全く別の魅力があります、楽しみ方も人それぞれです。
それゆえに2006年に日米野球が中止になったときには非常に残念でした。
復活してくれてうれしいですね。
プロ野球があと100年続くのであれば日米野球もあと100年続くと信じています。